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ソング・オブ・インディアを増やすなら、生長期の春〜夏に挿し木(茎伏せ・水挿し)で行うのが基本です。太い茎を切り分けるだけなので初心者でも扱いやすく、伸びすぎた株の切り戻しと同時にできます。ここでは用意するものから切る位置、発根までの管理までを順番に説明します。

増やせる時期と向いている株
適期は気温が安定して上がる春から夏の生長期です。この品種の生長速度はやや遅いため、発根も枝の伸び戻りもゆっくり進むと考えておくと失敗を減らせます。耐寒温度は10℃なので、それを下回る時期の作業は避けてください。
- 適期は春〜夏 気温が上がって根が動く時期に切ると、切り口からの発根がスムーズです。
- 10℃を下回る時期は避ける 耐寒温度は10℃。寒い時期は親株も挿し穂も動かず、切り口が傷みやすくなります。
- 茎がしっかり木質化した株が向く 高さ0.6〜2mに育つ品種なので、背が伸びて姿が乱れてきた株は切り戻しを兼ねて増やせます。
- 弱っている株では行わない 根腐れや葉焼けで傷んだ株は、まず回復させてから作業します。

3つの方法の違いと選び方
増やし方は挿し木・茎伏せ・水挿しの3通りです。葉のついた先端を使うのが挿し木、葉のない茎の途中を寝かせるのが茎伏せ、水に挿して発根を目で確認するのが水挿しです。目的に合わせて選ぶか、1本の茎から3つを同時に試すこともできます。
- 挿し木(天挿し) 葉のついた先端10〜15cmを使う方法。最初から姿が整っているので、そのまま鉢物にしたい人向けです。
- 茎伏せ 葉を落とした茎を5〜10cmに切り、横に寝かせて半分ほど土に埋める方法。長い茎を余さず使えます。
- 水挿し 水に挿して発根を確認してから土へ移す方法。根の状態が見えるので、初めてなら一番安心できます。
- 迷ったら併用 先端は挿し木、残った茎は茎伏せか水挿しに回すと、1本のカットで複数の苗が狙えます。
用意するものと切る位置
道具は多くありません。大事なのはよく切れる清潔な刃物と、肥料分の少ない清潔な用土です。切る位置は節(葉の跡が輪になっている部分)を目印にすると迷いません。
- 清潔なハサミかカッター 切れ味が悪いと茎がつぶれて腐りの原因になります。使用前に刃を拭いて清潔にします。
- 挿し木用の清潔な用土 赤玉土小粒や挿し木用土など、雑菌と肥料分の少ないものを使います。
- 切る位置は節の少し上 葉の跡の輪(節)の1cmほど上で水平に切ると、親株側からも新芽が出やすくなります。
- 上下を間違えない 茎だけを切り分けると上下が分からなくなります。切ったらすぐ上側に印を付けておきます。
- 樹液は洗い流す 切り口から出る液は軽く洗ってから乾かすと、断面が滑らずに済みます。
- ペットのいる家庭は作業場所に注意 この品種はペットに毒性があります。切った葉や茎の切れ端を犬猫が口にできない場所で作業し、後片付けまで済ませてください。
発根までの管理と成功率を上げるコツ
切った後の管理で結果が大きく変わります。ポイントは直射日光を避けた明るい場所と、乾かしすぎない湿度、そして触らないことです。生長がやや遅い品種なので、根が出るまでには数週間単位の時間がかかると見ておきましょう。
- 置き場所は明るい間接光 直射日光は葉焼けの原因。レースカーテン越しのような明るい間接光が適しています。
- 発根までの目安は数週間 気温が高い生長期でおよそ3〜6週間が目安。動きがなくても切り口が傷んでいなければ待ちます。
- 引っ張って確認しない 発根の確認で引き抜くと、出かけた根が切れます。水挿しなら容器の外から見るだけにします。
- 水挿しは水を替える 2〜3日に一度水を入れ替え、容器のぬめりも洗い流すと切り口が腐りにくくなります。
- 肥料は与えない 根が出るまでは肥料を吸えません。濃い肥料は切り口を傷めるので発根後まで待ちます。
- エアコンの風を当てない 風が直接当たると葉先から枯れ込みます。風の通り道から外した場所に置いてください。
手順
症状別の原因と対処
| 症状 | 主な原因 | 対処 |
|---|---|---|
| 挿し穂の切り口が黒くぶよぶよになる | 水の与えすぎや水挿しの水の汚れで、切り口から腐りが進んでいる | 傷んだ部分を清潔な刃物で切り戻し、土はしっかり乾かしてから挿し直します。水挿しなら水を2〜3日ごとに替え、容器も洗います。 |
| 何週間経っても根が出ない | 気温が低い時期に作業した、または挿し穂を何度も動かして確認している | 耐寒温度10℃を下回る時期は避け、暖かくなってから行います。発根の確認で引き抜かず、置き場所を固定して待ちます。 |
| 挿し穂の葉先が茶色く枯れ込む | 空気の乾燥やエアコンの風が直接当たっている | 風の当たらない場所へ移し、霧吹きで葉水を与えて周囲の湿度を保ちます。 |
| 挿し穂の葉に白っぽい斑点が出て色あせる | 直射日光による葉焼け | 直射日光を避け、やわらかい光が入る場所へ移動します。発根前の株はとくに日射しに弱いので注意します。 |
| 根は出たのに新しい葉の斑がぼやける | 光量不足 | レースカーテン越しの窓辺など、より明るい間接光の場所へ移します。斑を美しく保つには半日陰以上の明るさが必要です。 |
| 鉢上げ後に下葉が黄色くなって落ちる | 水のやりすぎによる根腐れ | 水やりを控えて土をしっかり乾かし、傷んだ根を整理して植え替えます。以降は表面が乾いてから与えます。 |
ソング・オブ・インディアは犬猫に毒性がある植物です。作業で出た切れ端や落ち葉はその場で片づけ、手の届かない場所に置きましょう。
まとめ
ソング・オブ・インディアの増やし方で押さえるポイントは3つです。
生長がやや遅い品種なので、発根までの数週間はどうしても静かな時間が続きます。焦って掘り返さず置き場所と水だけ整えてあげれば、切った1本からいくつもの新しい株が育ちますよ。
基本の管理はソング・オブ・インディアの育て方|置き場所と水やり・冬越しのコツ【初心者向け】にまとめています。
※本記事の一部作成にAIを利用しています。植物の毒性情報はASPCAを参照していますが、体質により反応は異なります。
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